営業職になって8年目を迎えるかいとんです。
営業職の特徴っていくつかありますが、資産運用するにあたっては障害にもなりうることがあります。
それはずばり経費精算です。
職場の若手でも、
「今自分のお金がいくらなのか分からない」
とか
「来月のカードの引き落としがギリギリ」
と言った声をよく聞きます。
なぜこのような状況になってしまうのでしょうか。
それはお金の流れが管理できていないからです。
その解決策はずばり「仕事用」「自分用」とお金の流れを分けることが重要です。
なぜお金の流れが分からなくなるのか。
そもそもなぜお金の流れが見えなくなってしまうのでしょうか。
それは仕事で使ったお金を立て替えて後日精算となることに要因があります
つまり清算処理をしてから実際にお金が返ってくるまでにタイムラグがあるからです。
会社によって違うでしょうが一週間以上はタイムラグが発生します。
月末にまとめて清算をする人は一か月以上あるでしょう。
その要因は下記の通りと考えています。
⓶上長の承認(場合によっては複数人)
⓷経理確認
⓸入金処理
家計簿をつけない人はこのタイムラグにより、お金の流れがわからなくなってしまいます。
そのため精算後の入金でお金があると勘違いし使いすぎてしまうのです。
お金の流れを「仕事用」と「個人用」に分けてしまおう
お金の流れが入り交じるのが原因なので、思い切って流れを分けることを提案したいと思います。
初級編 仕事専用のクレジットカードをつくる
初級編としてクレジットカードを仕事専用にするのがまずやりやすいでしょう。
なぜクレジットカードを仕事専用にするかというと
②接待費用などの高額出費
以上のように精算の大部分をクレジットカードで処理できるためです。
また、いくら仕事で立て替えたかクレジットカードなら後から確認できるのも、精算忘れ防止に繋がる最も大きなメリットです。
特に最近はキャッシュレス化が進み、クレジットカードに紐付けできることが増えました。
オートチャージなどクレジットカードが必須の機能もあります。
中級編 仕事専用の銀行口座を作る
次に目指すのは仕事専用の銀行口座を作ることです。
クレジットカードの引き落とし口座を仕事専用にすることで、仕事用のお金が個人のお金と混ざるのを防ぐことができます
精算したお金が直接振り込まれるようになれば、お金の移動もしなくてよく自動化できます。
上級編 仕事用の財布を作る
最終目標は小銭での使用も想定して、仕事専用の財布を作ることです。
ここまでいくと、完全にお金の流れを分けることができます。
財布を分けることによるメリットとデメリット
これまで財布を分けることを推奨してきましたが、もちろんメリットとデメリットがあると思います。
メリット
お金の流れを分けることができる
これまで述べてきたようにお金の流れを完全に分けることができます。
そうすることでお金が足りないという事態が発生しなくなります。
結婚後も仕事のお金に対して家族に文句を言われない
結婚して子供ができるとなかなか自由なお金が少なくなると思います。
そうしたときに仕事で発生する大きなお金の建て替えは家計管理にかなりの負担となります。
日当やクレジットカードポイントなど、お小遣い確保できる(会社による)
弊社では日当は精算口座に振り込み&ポイントやマイルは個人所有になります。
そのためお小遣い制になった今もお小遣い以外の収入があります。
外出時にPC作業のために喫茶店利用するなどがありこれがないとキツイです。
デメリット
手間がかかる
別管理にしているため、すくなからず手間が二倍になります。
弊社では精算の振り込み口座をクレジットカードの引き落とし口座に指定できないため、毎月お金の移動をしています。
変わり者に見られる。
今の所財布を2つに完全に分けている人はまだ見たことがありません。
会社でも若干変わり者に見られてます。
スタート時に一定の金額が必要
財布を2つに分けることで、管理の自動化を進められますが、スタート時に一定額口座に必要になります。
万が一引き落とし時に残高不足になるとクレヒスに傷がついてしまいますので保険の意味も込めて必要になります。
まとめ
どのブログでも言及がありますが、資産運用の第一歩は家計管理になります。
しかしながら会社経費の精算でお金の流れが不透明になってしまうため、営業職であれば財布を2つに分けることは必須になると思います。
資産運用をすすめるに当たり複数口座での運用も行うようになるので、その練習と思ってもいいかもしれません。
個人的に家計管理にはマネーフォワード推奨です。
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