システムディ(3804)株主総会に参加してきました。~会社説明会編~

前回の記事では株主総会編について紹介しました。

今回は予告通り、会社説明会について記事にしました。
質疑応答含めて約1時間でした。

説明に使用した資料はHPにも公開されているものでした。

書き起こしになるので、不明瞭な部分ありますが、ご了承ください。

会社概要

販路について

だいたい直販:販売店=1:1の割合だそうです。
規模の小さな会社ですが、思ったより直販が大きかったです。
大規模ユーザーは自己開拓で、小規模は販売店の力に頼っていると思われます。

従業員数について

システムディ北海道は開設したばかりなので今後順次増員してきたい。
今期の新卒は18名。通年採用でも2or3名を予定している。
トータルで期末には250名規模になる予定。

⇒かなり増員を計画しているようです。
毎年の採用数に対して社員数の伸びが低いので定着率は低いのかもしれません。
毎年10人以上採用しながら、社員数の伸びが5名とかなので。

2019年10月期決算概要

公教育の分野が特に伸びているとコメントありました。

売上高と経常利益の推移について

2012年は震災の影響で利益がほぼ出ないとの説明。
その時にフロー中心のビジネスからストックを中心としたビジネスを目指すようになったとの話でした。
その後は売上利益ともに右肩上がりで、宣言通りという形です。

特に営業利益率の改善はすさまじく、2013年の6.5%⇒2019年の15%と驚異的な伸びです。
まさにストック中心となった結果でしょう。

株価及び配当について

株価については今後利益の伸びに合わせて2,000円を目指していきたいとの発言がありました。
配当性向についても低いと感じており、最低20%を目指したいそうです。
ストック増えているので今後も順調に増配しそうですね。
配当利回りについてもコメントがありました。
2%目指すとのことですが、配当性向20%では到底届かない水準で、これまでの発言と釣り合わず意味が分かりませんでした。
一部の株主からの要請なのでしょうが、もし実現するには株価下がらなければならずちゃんと考えて発言してほしいところです。
ただ株主還元と株価について意識は高いようなので、業績をしっかりと伸ばしてほしいです。

ビジネスモデルについて

パッケージビジネスが主体。

基本となるパッケージができると、顧客の要望に合わせてバージョンアップしていく。
現在はニッチな分野でトップシェアとなっており、かなり要望が集まりやすくなった。
そのため機能面でも優位に立てている。
他社は1万人規模にシステム導入すると10億ほどかかるが、システムディなら5憶程度ですむのが強み。

Value&Volumeについて

Valueとは

大規模ユーザー向けの高価格高機能のビジネス。
各事業で大手と呼ばれる会社や団体に納入実績がある。
メガロス、日本大学など。
公教育分野では19/47都道府県に導入している。
今年さらに一つ増える見込み。校務改善という時流に乗っている分野。

Volumeとは

大手向けに開発した商品を小規模ユーザー向けにクラウドで提供すること。
初期投資はかかるが固定費が一定のため、売上伸びれば利益が大きく増えるビジネス。
すでに損益分岐点を大きく超えて、利益率はかなり良くなっている。

事業の詳細について

学園ソリューション事業について

最初は京都の私立大学からスタートした。
国公立が独立行政法人になったことから、導入が進んでいる。
クラウド版も導入し成長を加速させたい。
この事業は競合も多いが、来季は伸ばせると考えている。

ウェルネスソリューション事業

スポーツジムだけでなく、文化観光施設向けも行っている。
クラウド版の新システムも導入。
4月開園のDMM水族館にも導入が決定している。
オリンピック以降に運動に対する需要が伸びることを考えており、今後伸びていく分野だと感じている。

ソフトエンジニアリング事業

コーポレート・ガバナンスの業務に特化した事業であり、マーケットは広大と捉えている。
コンプラ意識の高い企業から引き合いが多く、名だたる大企業も使用している。

公教育ソリューション

校務支援システムとして注目されている。
公立高校に対しては圧倒的シェア。
しかしながら市町村の小中学校に対しては後発となっている。
県域案件もあり、そこに勝てれば大きく伸びる分野。
県域でかてれば例えば埼玉県ならすべてとれるという意味みたいです。
⇒クラウドシステムのため、県域がとれれば売上確保でき利益につながる。

公会計ソリューション

役所はこれまで単式簿記だった。
水道などの公共インフラも会計上償却していなく、計画的運用ができていない。
そのため最近老朽化が叫ばれている。
そのため誰でもわかるように複式簿記に移行しようとしている。
そこに向けたシステム。
競合システムは2020年3月に競合のサポートが終了する。
890/1788の自治体に導入。
1003/1595の関連公共団体にも導入している。

薬局ソリューション

大阪を中心に展開しているので、今後エリアを拡大していきたい。
薬価改定などおこるので、需要はなくならない。

2020年10月期について

経常利益6億円は中期計画の目標でありそこを超えるように来季の数値を設定している。

今季のテーマについて

事業部缶の連携、⇒システムは4=7年でリプレイスされるため、保守と他社からの切り替えをしていきたい。

すべての事業でクラウド化の推進。

公会計ソリューションでもクラウド展開が始まる。
これまで取引のなかった小規模団体(水道局や事務団体)へ提供開始。
すでに10くらいの問い合わせはきている。

海外市場への展開

今後考えていきたい分野。
特に東南アジアなどこれから伸びる市場をとっていきたいが、具体的な計画はまだない。

スーマートシティ

人口減少にともなって、スマートシティ化が進むと考えているため、そこに力を入れていきたい。

質疑応答について

一人目 70代くらいの男性

5年前に一度株主総会来て以来の参加との話。
全体売上のは右肩上がりだが利益がそれ以上に伸びている理由について教えてくれというような趣旨の質問をしていました。
会長からはクラウド化の推進により利益率が伸びているとの回答でした。
クラウドは初期投資がかかるが、売上増えてもコストが一定のため損益分岐点を超えると大きく利益が出るという説明でした。
ここが質問者の方は理解できないみたいで、なんかヒートアップしてましたね。
売上よりも利益や利益率を重視しているような回答でした。

他にもゴールドマン・サックスが株主上位にでてきているから海外機関投資家への対応など聞いていました。

二人目 40前後の男性

場慣れ感がすごかったです。
質問の仕方など丁寧で分かりやすく良かったです。

利益率の改善傾向について質問がありました。
営業利益率はこれまで劇的に改善しているが、これ以上の水準はもう出ないという認識で良いか?
⇒高利益率になってきておりこれ以上の劇的な改善は難しいようなニュアンスの回答でした。

業績予想については、意欲的目標なのか、硬めな当確目標なのか?
⇒硬めの予想とのニュアンスでした。

事業別の利益率について教えてくれ
⇒詳細については答えにくいが概略について説明ありました。
学園ソリューションと公教育ソリューションが他事業に比べて相対的に利益率は低め。
学園ソリューションは競合が多い、公教育ソリューションはストックがまだ積み上がっていないためとのことです。
利益率高いのはソフトエンジニアリング事業と公会計ソリューション事業

3人目  60代くらいの男性

社員教育は何か特別なことをやっているか

特別ということはない、
先輩社員とマンツーマンで教えているような形。

帰り際に一人目の人が、事業別の利益率がないとわかりづらいと個別で質問してました。
聞き耳たててましたが、会長がコメントした以上の回答はなかったです。

まとめ

売上については、急激な伸びはできないと明言がありました。
毎期1.5憶程度を積み上げていきたいとしていたので、株価も急騰は望めないかもしれません。
しかしながら増配とセット&クラウド化によってストック増えていることから安定的な成長は期待できるのではと思ってます。
京都まで行った意味はあったかと思います。
引き続き主力の一角として保有していきたいと思います。


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