家計簿をつけるにあたって重要なことは、継続性、管理の手間です。
世の中には様々な家計管理の方法が出回っていますが、本屋さんかいとんともにマネーフォワードを愛用しています。
二人とも新卒で働き始めてからずっと家計簿をつけていて、最初は携帯の無料アプリやPC用のフリーソフトを使っていましたが、数年前からマネーフォワードに統一しました。
今回は、個人的なオススメポイントと使い方について書いていきたいと思います。
ただし、現金派の人にはオススメ出来ません!
キャッシュレス決済を積極的に使っている方は、やるべきです!
ちなみに本屋さんはプレミアム会員です。
今のところ、年間6,000円の価値はあるかなと思います。プレミアムプランの使い心地については下記を参照ください。
オススメポイント
クラウドだから環境に依存しない
何にどれだけ使っているか確認するのも重要ですが、何より一番重要なのは継続性だと思います。
携帯アプリでもPCのフリーソフトでもバックアップをとらないと機種変更もおちおち出来ませんし、予期せぬトラブルで機器が故障すれば直近のデータが吹っ飛んでしまいます。
マネーフォワードの場合はクラウドサービスのため、そういった心配が基本的にはありません。googleアカウント等と連携していれば、パスワードすら覚える必要がない!
収支や資産額をグラフで簡単に確認できる

収入と支出のバランスを一目で確認できます。
浪費するタイプではないので、グラフをきちんと見るのは月末だけです。
ちなみにこれ、本屋さんの生データです。笑
お小遣い制を自ら志願(今月から月5万に減額しました。これも自ら申告)し、もう2年以上経過してます。
ちなみにここから、奨学金(その他の項目)とお昼代も拠出してます。
我ながらなんてお金がかからないんでしょうか。
また、資産の保有割合や時系列の推移も見ることができます。資産が増えていくのを見るのは嬉しいですよ!
クレカやAmazonのデータ自動取得&費目も自動振り分け
クレカやAmazonなどを連携しておけば、自動的にデータを取得してくれます。
しかも、一度入力した費目であれば、次回以降自動的に費目の振り分けもしてくれます。便利!
セキュリティ面はどうなのかというと、当たり前ですがきちんとしています。
下記にもあるように、取引に必要なカード番号や証券口座の取引パスワード等は取得していませんので、勝手に株式を売買されてしまうということはありません。

出展:マネーフォワードME
繰り返し機能が便利
毎月支出が決まっているものなんかは、特定の日、特定の費目で自動計上してくれます。
わが家では、個人のお小遣いの内訳は把握してませんので、お小遣いを繰り返し機能を使って記載しています。
※WEBからしか設定できないので注意。
株式、ポイントなんでも集計してくれる
株式投資をしてるため、これも重要です。
特に夫婦で家計を共有しているため、株式も含めて家計全体の資産を簡単に確認できる状況を作るというのは重要な安心ポイントです。
家計の共有が楽(透明性も担保される)
共働きの場合、お互いの口座に給料が振り込まれるため、確認するのが非常に手間です。でもマネーフォワードのアカウントを共有しておけば、お互いにすぐ確認できます。
生活防衛資金を○○万円にしようとか、株式に○○円振り分けようとか、論理的に説明するのに非常に役立ちます。
毎月チェックしていること
収入の中で生活できているか
資産形成の公式です。
(収入ー支出)+(資産×運用利回り)
資産形成で運用という側面に目が行きがちですが、(収入ー支出)の管理も重大な要素です。
今は共働きのため、毎月収支が余裕でプラスですが、将来的にどうなるかわかりませんので、あまり生活水準が上がらないように気をつけています。
項目毎に過去6カ月の支出との比較
単月でみると、臨時的な支出もあるため過去6カ月くらいを目安に支出している費目ごとに見ています。
この中で支出が増えている項目があれば、家族内で共有し、なんで多かったのか、認識の共有を行なっています。
プレミアムプランをどう見るか
理想の家計簿との比較→✖️
これは正直役に立ちません。結婚、子供の有無、住居形態など簡単な項目しか入力しないので、表示されるものもあてになりません。単純に収入から各項目の割合を算出してるのかな?正直見ていません。これから期待のサービスですね。
金融機関を11口座以上登録できる→○
これは共働きで家計を共有するなら必須だと思います。口座だけではなく、クレカやポイントも登録して透明性のある家計簿作成を目指しています。
各口座の情報を一括更新できる→△
便利だけど、必須ではない感じ。だって毎日は見ないもん。笑
グラフで資産の見える化→○
資産推移や負債(クレカの支払いなど)を確認することが出来ます。
また、公式にはあまりPRされてませんけど、家計のバランスシートも自動的に作成してたり、クレカの支払いで引き落とし口座の残高が足りないと通知してくれたりと結構便利。
グループの複数作成→△
やってみたけど、あまり使ってない。というかグループを切り替えた時に、除外されている口座への出金とかがあると、?の支出としてもう一回設定しなきゃいけないので使い勝手が悪いです。
マンスリーレポート→△
その月の収支と前月との比較を一目でわかるようにしてくれます。これも別に必須ではない。
ライフプランシミュレーション→✖️
これもまだまだこれからのサービスかなとおもいます。今はまだ個別に属性を入力していかなければならないので、マネーフォワードでなければならない理由がありません。
バックアップやサポート体制→?
問い合わせもしたことないし、サービスがダウンしたこともないので、まだ実感したことがないです。。。
ということでまだまだ改善できる点は多々あると思いますが、共働きで管理する口座が多い人や、資産の推移まで含めて管理したいという人はプレミアムサービスに加入しても損はないと考えます。
会社経費の立替をどう扱うか?
出張等で立て替えたお金は家計簿に反映させたくないけど、財布の中身とマネーフォワード上の現金との収支を合わせるためにあることをしています。
立替用の現金管理用口座を作成する
まず、口座管理から立替用口座を作成します。
立て替えた費用はすべて振替する
クレカは振替機能、現金の場合には財布口座⇒立替用口座へ、立て替えた費用はすべて振替します。
清算してから財布口座へ振替する
清算して手元に現金が来たら、立替用口座⇒財布口座へ振替を行います。
こうすることで、家計簿から立替分を除外するとともに、お財布の中身とマネーフォワード上の財布の中身が一致するようにしています。
クレカの場合には、引き落としされるまで一時的に現金が多くなってしまうので、浪費癖のある人は要注意ですね。
その場合には、立替用クレカと立替用の銀行口座を別につくって運用することをお勧めします!
少しだけ不満な点
年単位での予算設定が出来ない
旅行やふるさと納税といった年単位で予算を組みたい費目があるのですが、マネーフォワードでは、月単位の予算管理のみで年単位の予算管理はできません。
なので、予算管理はほとんど行ってません。
もしやるならexcel等で別途やらなくてはいけないところが不満(excelでIEの操作できるみたいなのでVBA組めば、自動化できる?めんどくさい。。。。)
家計診断が役に立たない
プロフィールで簡単なものしか入力しないため、家計診断が役に立ちません。
車持っていないのに、車関係の費目を出されても。。。。ねぇ
投資先としてマネーフォワードMEをみる
個人の生の金融情報が入ってくる
今までどこも把握できなかった、個々人の赤裸々な金融資産や消費行動が勝手に集まってきます。これは圧倒的アドバンテージだと思います。
LINEもやろうとしてますが、個人の信用スコアを査定し、短期的な融資を行うなど、ここから広がるビジネスは多いと思います。
一度使えば、乗り換えはしづらい
家計簿の全てがマネーフォワードに完結する人=機能をきちんと使いこなしている有料会員などは、なかなかほかのサービスにはいかないのではないでしょうか?
少なくとも私は他のサービスに移行しようとは考えてません。
BtoBサービスも展開
私が一番注目しているサービスですが、toC以外にも事業分野を広げています。
まだまだ赤字を続けていくみたい
まだまだ黒字化は遠いようで、いくらが適正な価格なのかわかりません。また、株価も最近はパッとしない。。。。
長期で単元だけでも買っていいかもしれないと思いつつも、様子見をしています。
コメントを残す